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2010.08/20(Fri)

【Corpse party】グロい!コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー~クリア後感想【ネタバレなし】

コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー、クリアしました。

楽しめたので感想などを書いておきたいと思います。
できるだけネタバレしないように気をつけますが、パッケージ、マニュアル、公式サイト、体験版で遊べるCHAPTER1で入手できる程度の情報は書いてしまうかもしれません。

なお、怖いのやグロいのが大丈夫な方は全5章中の第1章が無料体験版としてダウンロードできるので、そちらを遊んでみるほうが手っ取り早いと思います。
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP
どんなゲーム?

コープスパーティーBRは分類するとホラーアドベンチャー。
もともとはPC用のRPGツクールで作成され、無料で配布されている同人ゲームだそうです。その後、アップデートを繰り返していたものが、今回初のコンシューマ機移植としてPSPで発売されることになったんだそうな。

コープスパーティー - Wikipedia

ゲームの目的は、呪われた廃校の謎を解き、そこから脱出すること。

プレイヤーは、キャラクターを操作して、廃校の中を探索し、手掛かりを見つけたりイベントを発生させたりしてストーリーを進めます。
ちなみにCERO D(17歳以上対象)。
年齢制限の対象となった表現を示すコンテンツアイコンは「暴力」「犯罪」の2つが付けられています。ちなみに、アイコンには、
CEROの「コンテンツディスクリプターアイコン」:恐怖
↑こういう「恐怖」というのもありますが、これは付けられていません。

廃校とキャラクターはドット絵で表現されています。
そこそこ細かく描き込まれていて、チマチマとよく動きます。魔界戦記ディスガイア PORTABLEあたりのドット絵を思い浮かべてもらえれば大体あってると思います。
イベントシーンではキャラクターの立ち絵や、場合によっては一枚絵が表示されます。いずれも相当グロテスクな表現がされていることがあります。

音声はフルボイスです。
ダミーヘッドマイクを利用したバイノーラル録音が効果的に多用されています。

ストーリーはマップに落ちている手掛かりを拾う(マップ上のシンボルの隣でAボタンを押す)ことや、特定の場所に立つ(キャラクターシンボルを移動させる)ことでフラグが立ち、イベントが発生して進行します。あまり複雑なフラグ管理はされていないので、深刻な手詰まりはないと思います。

攻略サイトも既に存在しており、グッドエンドだけではなく、全てのエンディングを回収するためのフラグの立て方が掲載されています。

コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー 攻略 Wiki

コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP
怖い?

「怖い」とネット上で評判になっているようですが、自分は「怖い」よりも「グロい」と感じました。

怖さの表現にも色々あって、突然画面がフラッシュして大きな音がしたりする「驚き」や、凄惨なシーンがイラストやテキストで表示される「グロさ」、想像力をかき立てる「不気味さ」などに分類できると思います。

このゲームでいちばん怖いのは「グロさ」。廃校のマップには、あちこちに血が飛び散り、白骨死体や腐乱死体が点在しています。ドット絵だからCERO Dにレーティングされていますが、バイオショックのように3Dで表現されていたらCERO Zになっていたでしょう。
さらに、イベントシーンの一枚絵は凄惨なものばかり。公式サイトのトップにあるムービーを見れば大体どんな感じかわかると思います。

一方、頑張ってはいるのですが「驚き」に関してはいまひとつ。
理由は2つあります。

ひとつは、何かありそうな場所が予想できること。パッケージ裏に「ボタンを押す恐怖!!」という煽り文句が書いてあります。まさにそのとおりで、「ここでボタンを押すと怖いイベントが始まりそう」という予測ができるのです。まあ、だからこそ、「怖くて先に進めない」っていう感想も見かけるのでしょうけれど。

もうひとつは、読み込み。PSPのUMD読み込みです。
例えば、何もない場所を移動しているときに、不意に床が軋む音がしたりすると「ビクッ」とするのではないかとおもいますが、音がする前にUMDの読み込みが入るのです。読み込みが入ると、マップを移動中のキャラクターが何かに引っ掛かったかのように一瞬止まったりするので、「ああ、何か音がするのかな」というのがわかってしまいます。

「不気味さ」に関してはかなり力が入っています。
例えばパッケージに使われているイラスト。
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー 初回限定版 ソフト本体のパッケージ
ヒロイン中嶋直美篠崎あゆみの右肩あたりにうっすらと人の顔が描かれています。こういった、本筋に関係はないものの、薄気味の悪い雰囲気を盛り上げる仕組みがあちらこちらに仕掛けられています。舞台が学校であることもあり、こういう演出のネタには事欠きませんよね。別館の一階のあの部屋なんかはゾクゾクしました。

ただし、本筋に関係する部分に関しては、あまり「不気味さ」「薄気味の悪さ」を感じることはありませんでした。不気味さというのは、悪さをしてくる相手が見えなかったり、そもそも何に悪さをされているのかがわからなかったりして、その相手について色々と想像をすることで感じるものではないかと思うのですが、かなり早い段階で「敵」がわかってしまい、さらにその「敵」にはゲーム的な対処方法があるため、想像力を働かせる予知がなかったからではないかと思います。

なお、「恐怖」に関してはCEROのアイコンが付いていない(=「恐怖」に関しては年齢制限の必要を認めない)というのは上にも書いたとおりです。
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP
ストーリーは?

このゲームの面白さの大きな部分を占めるのはストーリーです。

このような凄惨な事態が起きてしまった背景や事情、主人公たちが巻き込まれた経緯、異常な状況におかれた登場人物たちの葛藤や苦悩や恐怖、少しずつ状況が明らかになるに連れ増していく絶望感などが、丁寧でわかりやすいテキストで語られています。
本筋に関する部分は、きちんと書き起こせばサスペンスホラーとしてノベライズできる程度の出来だと思います。
Good Endのエピローグで語られるエピソードには大きなカタルシスを感じました。

ただ、気になる点も多くあります。

まず、原作ゲームが何度も要素追加を重ねて更新されて続けていることに起因するであろう「つぎはぎ」感。第一作目から登場しているキャラクター以外のキャラクターに関するエピソードは、本筋と関係のない唐突なものだったり、そのキャラクターについて多くが語られる前に(死亡により)物語から退場してしまって影が薄かったりするものが多く、本筋のストーリーとの差が目立ちます。

さらに、Good Endの内容の消化不良感。
最終章のラストに突入する前の段階で、事態の全貌が明らかになっており、対応策も示されているので、Good Endでは大団円が見られるのかと思っていましたが、かなり消化不良な感じのエンディングを迎えてしまいました。加えて言えば、回収されていない伏線(と思われる表現)がいくつか。しかも、結構気になる伏線です。

なーんか消化不良だなあ、これってもしかして続編への引き?って思ったら、やはり原作者さんが続編製作の意欲を示しているのだとか。

後に原作者続編製作の意欲有りとの事で完結ではなくあくまで含みのある終わり方に留まっている。
コープスパーティー - Wikipedia

フルプライスを支払ってコンシューマー版を購入した者としては、この仕打ちはちょっと納得がいきません。

あとは、細かい点ですが時代考証をもう少しして欲しかったと思います。
舞台になっている「天神小学校」の内部は1973年当時という設定なのですが、30年前=すごく前という連想が働いたのか、ものすごく古い、戦前みたいな感じで表現されているものがいくつかあります。例えば新聞の日付が「昭和四拾八年」ってなっているとか、机と椅子が木製だとか。
1973年、昭和48年って確かに相当昔かもしれませんが、時は高度成長まっただ中、ちょうどNHKの「ゲゲゲの女房」の長女、藍子ちゃんが通っている小学校のような状態が普通だったはずです。
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアーPSP
システムは?

システムについて特筆すべきは音声や効果音のすばらしさ。
上にも書いたとおり、ダミーヘッドマイクを利用したバイノーラル録音と、声優さんの熱演が光るCVと雰囲気を盛り上げる各種効果音は、ぜひ一度聞いてもらいたいと思います。

ただし、それ以外に関しては不満が大きい部分です。

まず、不具合。
フラグ管理がおかしいことによるハマリ状態に陥ったことが1回。「CHAPTER1で壁に埋まる」っていうもので、Wikiに報告がある症状と同じ。

バグ - コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー 攻略 Wiki

フリーズも3回。HOMEボタンを含めて一切の操作を受け付けず、しばらくすると強制的にPSPの電源が切れてしまうと言う奴です。

続いて、読み込みの頻繁さ。
長いロードこそありませんが、部屋の出入りの度にロードが入り、操作しているキャラクターが何かに引っ掛かったかのように止まってしまう現象とか、効果音の読み込みが入り、「あ、何か音がするな」ってわかってしまう現象とかは著しく興を削ぎます。さらに、セーブデータの読み込みが異常に遅くてイライラします。

加えて、スキップがないこと、セーブデータが1つのCHAPTER1あたり5つしか作れないこと、そのセーブデータにはセーブした時間ではなく、プレイ時間が表示されるため、どのファイルが最新なのかわからないこと、など、遊びやすさに関する配慮が足りません。

そして、「フラグ立て」の総当たり感。
フラグ→イベントのつながりが、「レバーを引く」→「離れたところの仕掛けが作動する」のように因果関係があるものばかりではなく、「あるキャラと放す」→「離れた場所にアイテムが出現する」のように全く因果関係がないものがかなり多く、結局学校内をしらみつぶしに調べることが必要になります。校内があまり広くないのが救いです。

まとめ

色々書きましたが、全体を通した感想は、「色々と不満はあるけれど、でもとっても面白かった」。雰囲気、ストーリーとミンゴスで十分元は取れたと思います。

では、エンディング集めと名札集めに行ってきます。
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テーマ : コープスパーティー - ジャンル : ゲーム

タグ : PSP 限定版 コープスパーティー 今井麻美

21:13  |  コープスパーティー/Corpse party  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●っゆゆ

お願いがあります
PSPのコープスパーティー体験版
がほしいんですけど
media GO
がインストール
できないので
ヤフーメールができるなら
このサイトにコメントお願いします
無雲 | 2011.06.25(土) 19:02 | URL | コメント編集

それかコープスパーティーのファイルを
waonnami@yahoojco.jp
ここに送ってください
無雲 | 2011.06.25(土) 19:05 | URL | コメント編集

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