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2009.06/26(Fri)

【ややネタバレ】「銃声とダイヤモンド」感想~ゲーム向きにチューンアップされたストーリー、改良の余地があるシステム

PSP版の「銃声とダイヤモンド」、終了しました。

自分はかなり楽しめました。
先が気になってしかたがないストーリーを一気に読み終えたときの満腹感みたいなものがあります。

ファーストインプレッションはこちら。
http://hanemitsuru.blog105.fc2.com/blog-entry-435.html

以下感想。

できるだけネタバレしないように書いてみますが、それでもプレイ前に読むと興を削ぐ部分があるかもしれません。

ボリューム

ゲーム内で経過時間が確認できないのですが、日曜日の晩から初めて、木曜日にエンディングに辿り着いたので、15~20時間くらいでしょうか。交渉のリトライに結構時間がかかりました。
もう少し鬼塚の活躍を見ていたいと思いましたが、それくらいのところでエンディングを迎えるくらいがちょうどいいのかもしれません。

ストーリーとキャラクター

ファーストインプレッションの時点で期待していたストーリーは、期待していた展開と少し違いましたが、エンディングまでプレイヤーを飽きさせないものでした。

いちばんの魅力は二転三転する目まぐるしい展開。

そして、その目がまわるような展開と、数多く登場するキャラクターを、顔グラフィック付きの「関係図」やバックログ、各キャラクターの台詞の表示位置など、ゲームならではの手法を使ってテンポよく読み進めることができること。
こんな展開を、ゲームではなく本なり映画なりで見たとしたら混乱してしまうかもしれません。

ただ、ストーリーに関しては、少し不満な点もあります。
まず、どこかで見たようなプロットやトリックが多いこと。
松岡圭祐の「千里眼」シリーズや大沢在昌の「新宿鮫」シリーズを思い出すような部分がありました。

あと、エピソード4がいきなりルパン3世っぽい舞台設定になってしまっていたのも自分はちょっと興醒めでした。


数多く登場するキャラクター。
主人公の鬼塚は超人ではなく、意外に鼻に付かないヒーローだったのにホッとしました。各エピソードのボスキャラも特徴があっていい感じです。エピソード0、プロローグの沢田がお気に入り。

結局最後は総当たりになってしまうリアルタイム交渉

このゲームのウリのリアルタイム交渉ですが、こちらは改良の余地があると思います。

評価を気にせずに進めた一周目はともかくとして、グッドエンドのために評価をAにする必要があった二周目での交渉は作業感がありました。
なお、評価Aを取るためには、最初は交渉全体を通して信頼度みたいなものを上げる必要があると思っていたのですが、そうではありませんでした。キーになる選択肢は一つか二つ、そのキーになる選択肢を間違えなければ評価Aになるっていう感じ。

それから、「選択肢を選ぶ」ことでしか交渉を進められない歯がゆさもありました。
ラスト近くのディベート三連戦の初戦など、交渉を成功させる道筋が何となくわかったときもあったのですが、どの選択肢を選べばその道筋に乗せられるのかが分からないというのは結構イラっとします。

逆に、鬼塚以外で交渉を進める場面は楽しめました。
やっぱりラスト近く、ひたすら犯人を挑発する交渉シーンがなかなか爽快でした。

不要なやり込み要素

やり込みを意識したのか、「エンディングリスト」なるものがあります。リストに載っているエンディングは全部で79個あるのですが、ギャルゲーのキャラ別エンドとは違い、79個は全てbadエンドです。
交渉を失敗しまくって79個あるbadエンド全てを埋めるのは心が折れると思います。こんなエンディングリストだったらつけないでおいて欲しかったかな。

佳作だと思う

地味なソフトだけど面白かったです。積まなくてよかったw
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テーマ : PSP - ジャンル : ゲーム

タグ : PSP 銃声とダイヤモンド

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